野菜Cafe MAHALO

 

  

 

私たちは日本最大の実践自然保護団体、「日本熊森協会」を応援しています。

 

 

 

 

森=植物+動物

 

2009年も、獣害駆除などとして、報告されているだけで1484頭ものツキノワグマが殺されました。

 

 

2008年は1376頭でした。こんな無茶苦茶なことをしているのは先進国では日本だけです。絶滅するまでやめないのでしょうか。あなたは子供たちに胸を張って言えますか?

 

 

 「日本熊森協会」は、開発・拡大造林・地球温暖化・酸性雨などにより猛スピードで劣化していく我が国の奥山を、全生物と人間のために保全・復元しようと、森の最大獣であるクマをシンボルに活動を続けている完全民間の実践自然保護団体です。現在、兵庫県本部以外に20府県に支部があり、国を動かす100万人の会をめざしています。

 

 

自然の森は、植物と動物が共生することで維持されています。

 

 

しかし、戦後の国策「拡大造林」は、国土の67%を占める森林の41%をスギやヒノキなどの針葉樹林に変えましたが、木材価格の暴落のためにコストに見合う価格で売れなくなり、そのうちの62%が間伐などの手を入れない放置人工林となってしまいました。

 

 

あなたは放置人工林の中に入ったことがありますか?放置されたスギやヒノキは、上のほうで葉が密集し、冬でも葉が落ちないために、一年中日が差し込まず真っ暗で、そのため地面は茶色で草や花や低木が生えず、したがって虫などもいず、虫がいなければ鳥もいなくて、まるで死の森です。熊や鹿などの森の動物にとっても餌がなくなり、生きていけなくなりました。

 

 

動物たちは当然のことながら餌を求めて里に出てきて、生きていくために畑の作物など食べます。しかし出てきた所を、獣害と言われてほとんどが補殺されます(昨年は全国で約2000頭が獣害として補殺されました)。

 

 

また、人工林の地面は、自然の森のように落ち葉が堆積したり、動物が掘り起こしたりしないため硬くなり、雨が降っても雨水は地表を流れて、川を増水させたりします。

 

 

自然の森は、地面がふかふかなので、雨は地面にしみ込み、ミネラルがたっぷり蓄えられ、数十年後に地表にしみだして川を豊かにし、川は湖に流れ込み湖を豊かにし、また大きな川となって海に流れ込んで海を豊かにします。海を作っているのも森なんです。

 

 

もちろん人間もその水を生活や産業に利用し、森の恩恵を受けています。

 

 

最近、川の流域面積が狭くなっていることに気がつきませんか?山からの水はもう確実に減ってきています。

 

 

また、保水力のなくなった山に降る雨は、山の表面を流れ川を氾濫させ洪水となります。テレビに洪水の映像が映ったら、山のほうを見てください。そこにはスギやヒノキばかりが植えられているはずです。先日の東名高速道路のがけ崩れ、兵庫県佐用町の洪水、テレビにはスギやヒノキの人工林がたくさん映っていました。

 

 

今降る雨は、数十年後に我々の子どもたちや孫たちの飲み水になりますが、はたして今ほど十分に使えるでしょうか?蛇口をひねれば勢いよく水が出てくるでしょうか?

 

 

オーストラリアでは今干ばつで水不足となり、シャワーが1人5分しか使えないそうです。それは日本の未来像ではないでしょうか。ほとんどの日本人は、水はタダ同然、あってあたりまえ、と考えていますよね。

 

 

したがって、このまま放置人工林を残しておくことは、我々人間が自分で自分の首を絞めているのと同じことなんです。山から動物が出てきて人間の生活を荒らすのは、里の人だけの問題ではなく、すべての人に関係があったんです。

 

 

だから皆さん、少しでも自然の森が戻るように、日本熊森協会の会員となって、一緒に木を植えませんか。僕たちの子や孫や子孫のために。後世「この時代の大人たちが、自然や資源を使いつくしてしまった」と言われないように。

 

 

 

 

 

 

TOPへ

 

 

メニュー

営業時間

アクセス

今週の

マハロセット

レシピ集

おすすめ商品

マナカード

フォト

ギャラリー

マハロの

こだわり

お得情報

カフェマハロ

オープン

日本熊森協会

シェフの

きまぐれ日記

About us

お問い合わせ

 

inserted by FC2 system